トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
6月のメンズのパリコレクション最優秀演出賞は独断でメゾンミハラヤスヒロに決定!

1990~2000年代のパリコレは、各ブランドが趣向を凝らした演出でショーを見せ、その出来栄えを競っていました。服よりも会場やセットの豪華さに重きを置くという極端な時代が続き、それはそれで本来の目的から逸れてしまい、悪し […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
いよいよ、始まった。

何がって? 1990年から毎年夏に必ずやっている「フォール・ボヤール」という、フランス西海岸の大西洋に浮かぶ要塞を舞台にした超人気アドベンチャーゲームショーの放送。老若男女問わずフランス人は誰だって見たことがあるはず。そ […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
女流宮廷画家の視点から見た18世紀

1783年、一輪のバラを持ち、煌びやかなドレスに身を包みレースをふんだんに使った帽子を被り、優雅にこちらを見るマリー・アントワネット。その視線の先には、若き女流画家エリザベートの姿がありました。18世紀、宮廷お抱えの画家 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
ガラガラ奪われた若き王の怒り

 フランスでは選挙タイム。また? と思われるかもしれない。無理もない。三週間前は欧州議会選挙が終わったばかりだ。しかももうバカンスシーズンに入っていたから、休みを何より大事にすると思われがちのフランス人はてっきり何もかも […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
オリンピック憎けりゃ袈裟まで憎い?! パリ五輪のマスコットを語る

2024年パリ・オリンピックを目前にするパリですが、大会に向けて冷めた視線を送るパリジャン・パリジェンヌが多い気がします。6月末にバカンスに出発した人も多く、街中にいるのは観光客ばかり。という僕も、7月10日にフランスを […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
伝えたいのは水のゆらめき

水面に映える光、そのゆらめき。この頃モネは、如何にみずみずしく水面に反射する太陽を表現するかにこだわっていました。「ラ・グルヌイエール」、ブルジョワジーたちに人気で、ナポレオン三世も愛したという、パリ郊外のセーヌ河畔にあ […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
普及するかどうかは謎 在仏日本人のためだけではなくなった、パリのカラオケボックス

カラオケってそんなに得意ではないのですが、どうしても付き合わなくてはならない時があります。行く先は大体決まっていて、パリのリトル・トーキョーともいえるサン・タンヌ通り界隈。日本人が経営するカラオケボックスへと向かいます。

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とびこめ!ミュゼのとびら
神に捧げる男性の肉体美!?

7月はいよいよパリオリンピックの開幕。既存のインフラを活かし、サスティナビリティをコンセプトとする今大会は、シャンゼリゼ通り、シャン・ド・マルス、ヴェルサイユ宮殿、そしてエッフェル塔など錚々たるモニュメントの下、様々な競技が行われます。

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
時代を反映させていた魔法の箱

テレビが普及し始めてからかれこれ70年近くが経つ。その間にどの出来事があったかを軽く振り返るとわりと長い期間である。和暦で言うと年号が2回変わった。以前は新聞とラジオに頼っていた人間は現在、基本的にテレビではなくネットから情報を得る傾向にあるが、配信サービスの延長で画面の時代が終わったとはまだ言えないような気がする。

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
人を跪かせたり踊らせたりするパワー

アイドルと言うと大抵の日本人は当然のように雑誌の表紙を飾るアーティストを連想するだろう。無理はない。数十年前から歌や踊りで世代関係なく大勢の人に夢を与え続けてきた無数の若者がこう呼ばれてきたからだ。

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
総面積3㎡フール通りの謎な店舗

入り口1m・奥行3mの店舗がフール通りにあります。実は、もう少し小さな店舗がサン・ペール通りにあるのですが、稼働している店としては、パリの中でも最小と言えるかもしれません。

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とびこめ!ミュゼのとびら
薔薇の一種「ロサ・ケンテフォーリア」とアネモネとクレマチス

この季節になるとフランスのあらゆる庭園に咲き誇る薔薇――この光景は一人の画家とある女性の出会い無くしてはあり得なかったかもしれません。その画家とは、薔バラ薇の画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ。植物をこよなく愛し、殊の外、薔薇には特別な思いを抱いていました。

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